「地中送電線」老朽化 故障の原因か・・・横浜など7万軒 “停電7時間”で大混乱(2022年5月16日)

「地中送電線」老朽化 故障の原因か・・・横浜など7万軒 “停電7時間”で大混乱(2022年5月16日)

「地中送電線」老朽化 故障の原因か・・・横浜など7万軒 “停電7時間”で大混乱(2022年5月16日)

 13日深夜、横浜や東京で大規模な停電が発生。復旧まで最大7時間かかり、大混乱となりました。原因は「地中送電線」の故障とみられています。

■週末の夜・・・横浜が“真っ黒”

 13日午後10時半ごろ、横浜市の国道を走っていると突然、道路沿いの明かりが一斉に消えました。

 横浜や川崎、東京・町田などで、合わせて最大およそ7万軒が停電したトラブルが発生しました。

 横浜では、信号や街灯などあらゆる明かりが消え、真っ暗闇になりました。交差点では、警察官が交通整理をする姿がありました。

■電車ストップ・・・帰宅を直撃

 停電の影響で、電車も止まりました。

 駅員:「ご利用のお客様には、大変ご迷惑をお掛け致します」

 小田急線の向が丘遊園と町田の間などで一時、運転見合わせに。町田駅で止まってしまった電車内の映像には、運転再開を車内で待つ人が、多く見られます。

 帰宅途中に巻き込まれた乗客は、次のように話します。

 乗客:「アナウンスが流れて、町田より先が止まっている状況。仕事帰りだったので、正直めんどくさかった」

 いつになれば、電車が動くのか。復旧のめどを確認したといいますが・・・。

 乗客:「何を聞いても、分かりません、すみません、一点張りだったんで。皆も半ば諦めて、予想がつかない状態なんで・・・」

■タクシー行列・・・7時間停電

 いつ運転再開するのか分からないまま、ひたすら待つだけの時間を過ごします。

 新宿駅のホームでは、疲れてしまったのでしょうか。ホームに座り込む人の姿がありました。

 そして、運転見合わせから、およそ3時間後。小田急線は、日付けが変わった午前1時を過ぎて、全線で運転を再開しました。

 しかし、再開後の登戸駅では、接続駅の終電がなくなったのでしょうか。タクシー乗り場に長い列ができていました。

 県内の停電は、午前5時半ごろまでに及び、最大でおよそ7時間も続きました。

■「地中送電線」老朽化で故障?

 長時間の停電は、なぜ起きたのでしょうか。

 東京電力は、地中にある送電線の故障の可能性があるとして調査。地中にある送電線は、現在(2020年時点)、都内23区で9割を占め、東京電力管内全体でも3割に及んでいます。

 故障の原因の一つとして、老朽化の可能性もあります。

 東洋大学・石井晴夫名誉教授:「敷設した電線は、劣化します。劣化しない有機物、インフラはありません。高度経済成長とかで、年月が経っている電力ケーブル。耐用年数も過ぎていると考えられる」

 災害への安全対策としても、送電線の地中化は避けては通れないといいます。ただ、維持・管理にはコストがかかります。

 東洋大学・石井晴夫名誉教授:「地中送電線というのは、取り換えたりするのに、時間とコストがかかる。地中ですから、掘り起こさないといけない。お金はかかる。国が国土強靭(きょうじん)化の一環、災害時の安全対策として進めるべき」

(「グッド!モーニング」2022年5月16日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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