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【独自】“エサやりトラブル”警察出動・・・迷惑!金魚&コイぶちまけ ネコ来て住民困惑(2022年5月13日)
兵庫県のある市で、野鳥やネコへのエサやりが問題となっています。近隣住民が繰り返し、やめるように注意しますが迷惑行為は収まらず、警察が出動する事態となりました。
■ネコ・鳥“フン”“におい”に住民困惑
兵庫県にあるペットショップの脇で腰をかがめて、バケツから何かをまく男。板を手に取り、その上にかぶせると、その場を立ち去りました。
残されていたのは、なんと「コイ」です。半透明の板の裏には15センチにも満たない小さなコイが10匹、死んだ状態で放置されていました。
バケツを持った男は、道端にコイを捨てていたのです。
その1カ月前には、同じ場所に大量の金魚が捨てられていました。その数は、30匹にも及びます。こちらも、半透明の板の裏に隠すように捨てられています。
カメラには、やはり同じ男が、板の裏をのぞき込んで立ち去る姿が映っていました。動画の撮影者によると、死んだコイや金魚を捨てているのは、「ペットショップの経営者」だといいます。
近所に住む人:「多分、死んでしまったものをネコに食べさせるためにやっているんですよ。ネコが食べているんで。ネコの飼い方とか教えてあげないといけない立場の人間が、こういうことをするっていうのは、やっぱり、いかがなものなんですかって(思います)」
近所の人には、こんな迷惑が掛かっているといいます。
近所に住む女性:「うちの敷地にもネコが来てフンをしたり、ニャーニャーと鳴いたりするので、ネットを張るなど対策を講じている。側溝にペットショップの水槽の汚水を捨てるので、においがひどくて困っている」
さらに、他人の駐車場にやってきた白い軽自動車。降りてきたのは、やはり先ほどのペットショップ経営者です。
足早に、縁石の所まで歩いてくると、バケツいっぱいに入った粉のようなものをぶちまけ、そそくさと立ち去りました。
その正体は“鳥のエサ”。朝になると、無数の鳥が集まり、騒がしく鳴くだけでなく、至る所にフンを落とすため、近隣住民は頭を抱えています。
近所に住む人:「ペットショップの経営者たる人間が、バンバンバンバン、野鳥に対してエサをやるんですよね。お話して、こういうことはやめて頂けませんかということも言ったら、分かったと言いながら、何百回も繰り返してきたんですよ。300回、400回、500回以上」
そんな“エサやり男”は、警察からも注意を受けましたが、反省した様子は見られないといいます。
ペットショップ経営者:「どこによ、どこにやってるん?やってへんやん?やってない、やってない。証拠あったら見せてくれ」
別の日の夜、再びパトカーがやってきた時も、警察官に対し、次のように話していました。
ペットショップ経営者:「知らんがな、そんなもん。知らんがな。あんた、何を思って言ってるわけ。誰か、あんたのこと呼んだん?」
今年に入ると、空き家の解体現場に立ち入って、資材を散らかしたり、空き瓶を投げ捨てたりするなど、新たなトラブルも起こりました。
■市担当者「条例に強制力なく対応に限界」
兵庫県で迷惑なエサやりや不法投棄など、トラブルを繰り返すペットショップ経営者。このペットショップに電話で取材を試みましたが、連絡を取ることはできませんでした。
一連の動画を撮影した男性によると、このペットショップ経営者は警察に対し、「死んだ魚を路上にまいていたのは、ゴミ業者に引き取ってもらおうとしたところ、生臭いと怒られて、外に出して乾かしていた」などと話し、鳥のエサをまいたことについては、謝罪したということです。
トラブルについて、市の担当者は「環境を保全するための条例」に基づいて、ペットショップを訪問し、苦情が寄せられていることを説明した際に、ペットショップの経営者からは、「エサやりはもう行わない」ことを確認していますが、「条例には強制力がなく、対応には限界がある」としています。
(「グッド!モーニング」2022年5月13日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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