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「パレード欠席は“王位継承”の始まり」祝賀ムード広がる英エリザベス女王在位70年(2022年6月2日)
イギリスのエリザベス女王の即位を記念する行事が、日本時間2日夕方から始まりました。70年、王室を支え続けてきた女王に、イギリス中がお祝いムードに包まれています。
エリザベス女王は現在96歳。体への負担が考慮され、パレードには参加せず、バルコニーから姿を見せるだけとなりました。
エリザベス2世として女王に即位したのは25歳の時です。テレビ中継もされた戴冠式のために、エリザベス女王は何度もリハーサルを重ねたと言われています。
54の加盟国からなるイギリス連邦を束ねてきた70年間。その責任の重さは想像を絶するものがあります。
ロンドン大学、ホワイトロック教授:「首相と会うのは週1回。在位70年で、チャーチルからジョンソンまで14人の首相と会談してきました。激動の70年を生き抜いてきたことから、会談では斬新な助言を述べるかもしれません」
エリザベス女王は、コーギーのブリーダーという一面を持っていました。生まれた時からコーギーがそばにいたエリザベス女王にとっては、家族以外の何者でもなく、統治の象徴にもなっています。
市民:「女王はコーギーを30頭飼っているので、うちの子も王室っぽく『ジョージ』と名付けました」
イギリス王室といえば、多くのメンバーに次々とスキャンダルが発覚し、国民の批判にさらされてきました。ただ、エリザベス女王だけはそれとは無縁で、多くの尊敬と信頼を集めてきました。
そんなエリザベス女王を一目見ようとするファンは、徹夜で場所取りをしていました。
ファン:「(Q.夜はどうしますか?)野宿します。ここでパーティーですよ。飲み明かして在位70年を祝います」「このためだけにアメリカから来たかいがあります」
在位70年ということで、2日から4日間、イギリスは休日です。
エリザベス女王はコメントを出しました。
エリザベス女王:「自信と熱意をもって未来を見据えながら、私はこれからも皆さんの善意に励まされ、この4日間が過去70年間の出来事を振り返る機会となることを願っています」
◆現地で取材しているロンドン支局・大平一郎支局長に聞きます。
(Q.ロンドンの街は華やいでいるようですね?)
私がいるロンドン中心部では、至る所にイギリスの国旗が掲げられ、お祭りムード一色です。2日から4日間休日ということで、学校もお休みです。普段は王室への関心が低いとされる若い世代が特に、ロンドン観光がてら行事を見に来た人が数多くいます。
お土産屋さんやスーパーマーケットでは、関連グッズが所狭しと売られています。エリザベス女王は今回の行事に合わせ、自らの写真や王室の紋章を使う許可を緩和し、無償で使えるようになりました。経済効果は合計で1兆円にも上ると言われています。
こういった柔軟な対応の背景には、コロナだけではなく、ウクライナ情勢や先行き不透明な経済に対する国民の不安を少しでも払拭したいというエリザベス女王の意向があるとみられています。国民にとっても生活の中で祝賀行事を実感でき、歓迎する人が多い印象です。
(Q.最大の見せ場のパレードには参加せず、バルコニーから姿を見せました。健康の心配はありませんか?)
体調が考慮された側面もあると思いますが、代理を務めたチャールズ皇太子へのスムーズな王位継承を印象付けるためではないかと言われています。BBCは「王位継承がすでに始まった」というタイトルの記事を出しました。今回の祝賀行事は、エリザベス女王の70年にわたる国への貢献に対する“お疲れ様会”だと報じています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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