フィンランド・マリン首相がNATO“加盟方針”表明 ロシアの出方は?(2022年5月12日)
フィンランドの大統領府と首相官邸はNATO(北大西洋条約機構)への加盟申請を行う方針を正式に発表しました。来月末に行われるNATOサミットまでにNATO側の承認も得られるとみられています。
11日、イギリスのジョンソン首相がフィンランドを訪れ、ニーニスト大統領と会談。
フィンランドが第三国から攻撃を受けた場合、イギリスが軍事的手段を含む支援を行うことで合意しました。
また、フィンランドがNATOへの加盟を希望すれば、支持する考えを示したのです。
イギリス、ジョンソン首相:「これはNATOへの加盟を検討する間の短期的なその場しのぎではなく、二国間の永続的な保障です」
これまで軍事的中立をとってきたフィンランドですが、ニーニスト大統領とマリン首相が連名でNATO加盟申請をする方針を表明しました。
フィンランド、ニーニスト大統領:「私たちがNATOに加盟するということは、どこかに敵対するということではありません」
しかし、正式加盟には時間がかかるとの見方も。
懸念されるのは、その間にロシアが何かしらの動きを見せることだというのです。
NATOはフィンランドを迎え入れるのか、そして、ロシアはどのような行動をとってくるのか。外交・安全保障が専門の明海大学、小谷哲男教授の解説です。
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