フィンランド首相 NATOへの加盟申請「近く結論出す」(2022年5月11日)
来日中のフィンランドのマリン首相はNATO=北大西洋条約機構への加盟申請について、「近く結論を出す」と述べました。
初めての来日となったフィンランドのマリン首相は11日午前、東京大学で講演しました。
マリン首相はロシアのウクライナ侵攻を非難したうえで、「日本と協力して行ってきたロシアへの制裁をさらに進め、この戦争をやめさせなければならない」と訴えました。
そして、安全保障を巡る環境が変化していると強調したうえで、NATOへの加盟申請について「近く結論を出す」と述べました。
ロシアと国境を接するフィンランドはこれまで軍事的に中立な立場を取ってきましたが、ウクライナ侵攻を受けて安保政策の見直しに着手していました。
マリン首相は夕方、岸田総理大臣と会談し、対ロ政策などについて意見を交わす予定です。
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