【知床観光船事故】「飽和潜水」の装備 福岡を出港 来週にも知床沖へ
北海道知床半島沖の観光船沈没事故は、10日も捜索が行われましたが、新たな手がかりはみつかっていません。そんな中、特殊な技術で調査する「飽和潜水」の装備を積んだ船が、福岡県から知床に向けて出港しました。
福岡県・門司港から出港したのは、作業台船「海進」とそのけん引船です。海進は「飽和潜水」という特殊な技術で潜水士が直接船内の様子を調査できる船で、来週にも知床半島沖に到着予定です。
知床の観光船沈没事故は、14人が死亡し、いまだ12人が行方不明のままです。
調査と捜索を続ける民間の調査船「新日丸」は、10日も無人潜水機などを使った活動を行いましたが、新たな手がかりはみつかっていません。
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一方、不備が指摘されている連絡手段について、観光船「KAZU 1」の運航会社は、事故以前にも、日常的にアマチュア無線を使っていたことが関係者への取材でわかりました。アマチュア無線を業務で使うことは電波法で禁じられています。
国交省は、小型旅客船への緊急対策として、全国の事業者に運航基準の徹底と、常時通信可能な通信設備の確実な積載を求めることを表明しました。
(2022年5月11日放送)
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