【江戸川に“女児遺体”】不明女児とよく似た服を着て…警察が関連を調べる

【江戸川に“女児遺体”】不明女児とよく似た服を着て…警察が関連を調べる

千葉県市川市の江戸川で4日、女の子とみられる遺体が見つかりました。警察は先月から行方不明となっている小学生の南朝芽さんとの関連を調べています。遺体は女の子とみられ、朝芽さんのものとよく似た上下の服を着ていたということです。

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9月23日から行方が分からなくなっている千葉県松戸市の小学1年生南朝芽さん（7）。行方不明になってから10月4日で12日目になります。

警察と消防は4日も午前から、靴や帽子が見つかった江戸川周辺で捜索を行っていました。

その江戸川で午後、大きな動きがありました。捜査関係者などによりますと、女の子とみられる遺体が見つかったといいます。

遺体が見つかったのは市川市の江戸川です。午後0時半すぎ、通行人から「人のようなものが浮いている」と110番通報がありました。警察などが川から引き上げ、死亡を確認したということです。

遺体は午後2時半すぎ、河原からブルーシートに覆われて搬送されました。その後、遺体を乗せた車は松戸警察署に到着しました。検視や身元の確認などが進められるとみられています。

遺体は身長が1メートルほどの女の子とみられ、朝芽さんのものとよく似た上下の服を着ていた一方で、靴は履いていなかったということです。また、傷みが進んだ状態で、死後何日経過しているかは分かっていません。

朝芽さんとの関連はあるのでしょうか。

朝芽さんは9月23日の午前11時半ごろ、母親と待ち合わせをする自宅近くの公園へ向かうため、1人で家を出た後、行方不明になりました。

キックスケーターが見つかった公園のすぐ隣にある駐車場の防犯カメラに映っていたのは、自宅を出てからおよそ40分後。1人でキックスケーターに乗って移動する姿がとらえられていました。

キックスケーターが見つかった公園からおよそ300メートル離れた河川敷では、行方不明になった翌日の（9月24日）午前10時ごろ、靴下と靴が見つかっています。

さらにそこからおよそ1キロ下流にある取水口で朝芽さんの帽子が見つかっていました。

今回、女の子とみられる遺体は、朝芽さんの帽子などが見つかった場所から直線でおよそ14キロ離れた場所で発見されています。

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それにさきがけ、4日午前、さやさんの家族は、靴や靴下が置かれていた状況に不可解な点があるとするコメントを発表しました。

見つかった当日の午前2時から午前9時にかけ、両親が同じ場所を捜索したときには靴や靴下はなかったとしています。

また、見つかった靴や靴下は軽くそろえてあり、靴下は少し丸まっていたと説明しました。これについて両親は、靴下は朝芽さんの脱ぎ方に近いものの、靴や靴下をそろえるのは朝芽さんの置き方ではないとしています。

また、一晩雨風にさらされたにしては泥の汚れが少なく状態がよかったとして、いずれも不可解な点だとしています。

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警察は事件と事故の両面で捜索を続けています。

4日の夕方、松戸市内の朝芽さんの自宅からは、家族とみられる方が警察関係者に伴われてあとにしました。

警察は関連を調べると共に、遺体の身元の特定を進めています。
(2022年10月4日放送「news every.」より)

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