「美咲に会いたい 抱き締めたい」捜索続く中・・・母が心境つづる(2022年5月9日)

「美咲に会いたい 抱き締めたい」捜索続く中・・・母が心境つづる(2022年5月9日)

「美咲に会いたい 抱き締めたい」捜索続く中・・・母が心境つづる(2022年5月9日)

 人の頭の骨などが見つかった山梨県道志村では9日も捜索が続いています。行方不明の小倉美咲さんの母・とも子さんが「母の日」の思い出をつづりました。

 規制線の先で警察は9日も40人態勢で捜索にあたりました。

 小倉美咲さんが行方不明になったキャンプ場から約600メートル離れた沢では先月、子どもの頭の骨とみられる骨や運動靴、靴下が見つかり、今月4日には衣服と肩甲骨とみられるものが発見されています。

 また、捜査関係者によりますと、近くでは人の骨かどうかは分かっていないものの「白っぽい小さなもの」が複数見つかっていて、詳しく調べが行われているということです。

 杏林大学医学部・佐藤喜宣名誉教授:「鑑識の人たちが入っていますから、現場には。(鑑識が)どうも骨のようだというものは全部集めてきていると思う。専門家が見て人の骨なのか、あるいは小動物の骨だということがある程度、見当が付くと思うので、そこからでしょうね」

 人骨なのかどうか、主に形や人特有のなめらかさなどといった点から専門家は判定するそうです。

 杏林大学医学部・佐藤喜宣名誉教授:「相当疑わしくて拾ってきたわけだから、骨である確率は結構、高いんだろうと思います。野鳥とか野獣でも小動物の場合には骨として発見される場合もあるが、一見して分かると思う」

 一方、8日の母の日を迎え、美咲さんの母親・とも子さんがツイッターに今の想いをつづりました。

 小倉美咲さんの母・とも子さん(Twitterから):「母の日には毎年、美咲が折り紙で折ったお花や道で摘んだお花をプレゼントしてくれていました。3年前は『ママへ、ははのひのプレゼントだよ。いつもおしごとしてくれてありがとうございます。みさき』って、折り紙のお花に書いてくれていました。美咲に会いたい。抱き締めたい」

 無事の帰りをずっと待ち続ける家族・・・。

 警察は沢で見つかった骨を用いて科学捜査研究所で細胞核から個人を特定できる鑑定を試みたものの、十分な試料を得られませんでした。今後は細胞内のミトコンドリアDNAを使って血縁関係が分かるかどうかの鑑定を進めます。

 小倉美咲さんの母・とも子さん(Twitterから):「『私達は美咲が無事に戻ってくる』と信じています。引き続き、警察にお骨の鑑定を進めて頂き、美咲のものではないという結果が出ることを祈り続けます」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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