沈没観光船“より鮮明に”・・・高性能カメラの画像公開(2022年5月9日)
第1管区海上保安本部は8日、新たに、水深およそ120メートルに沈む「KAZU 1」を、民間の無人潜水機で撮影した画像2枚を公開しました。
船の左前方から撮影した画像で、船体に「KAZU 1」と書かれているのが、はっきり映っています。
もう1枚は、船を後ろ側から撮影したもので、スライドアが開いているのが分かりますが、その先の船内は、暗くてよく見えません。
行方不明者につながる手掛かりは見つかりませんでしたが、海上保安庁は捜索が前進する可能性を示唆します。
海上保安庁・奥康彦参事官:「これまでは、KAZU 1の映像も船名のところだけしか撮れていなかったが。今回は、船首部分が大きく映るような、はっきりとした船の形が分かるような映像が撮れていることが見て頂ける」
先週まで船内の捜索をしていた、警察の水中カメラの画像と比較すると、船の形状や階段などの構造物も、鮮明に映っているのが分かります。
海上保安庁は今後、無人潜水機で船の調査を行いながら、船の中に潜水士を入れて、行方不明者の捜索を進める方針です。
(「グッド!モーニング」2022年5月9日放送分より)
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