無人潜水探査機を搭載「新日丸」現場海域へ 損害賠償の行方は?家族に説明会(2022年5月7日)
北海道知床沖の観光船沈没事故は7日で発生から2週間です。捜索が難航するなか、民間の作業船「新日丸」が7日、網走港に到着し、そして午後、現場海域に向けて出港しました。
北海道の網走港に到着した、新日丸。この後、向かうのは・・・。観光船が沈没した知床半島沖です。
事故から2週間・・・。行方不明者が最後に発見されたのは、先月28日。それから9日が経ちましたが、その後、残りの12人は発見されていません。
これまで海保や警察が撮影した水中カメラの画像からは行方不明者発見につながる手掛かりは見つかっていません。
難航する捜索。事故の全容解明に期待されるのが、水深およそ120メートルに沈んでいるKAZU1の引き上げです。
無人潜水探査機を載せている新日丸。船体の引き上げには潜水士が潜って作業する前に、まず高性能カメラなどを搭載した無人潜水探査機で沈没した船の調査を行うといいます。その後、潜水士が作業を行うといいます。
ずさんな運航実態が明るみに出た運航会社の桂田社長。午後からは乗客家族への説明会に桂田社長が出席。いまだ行方不明者がいるなか、損害賠償などについて話し合いが行われました。
そして午後5時前に、無人潜水探査機を載せた新日丸が沈没事故のあった現場へ向け、出航しました。
※「KAZU1(ワン)」は正しくはローマ数字
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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