知床半島沖で沈没の観光船 船の内部画像を公開(2022年5月5日)
北海道の知床沖で観光船が沈没した事故で、第1管区海上保安本部は警察の水中カメラで撮影した船の内部の画像を公開しました。
4日に公開されたのは、水深およそ120メートルの海底で北海道警察の水中カメラが3日に撮影した沈没した観光船「KAZU1」内部の画像です。
船内の画像は全部で10枚で、救命胴衣や座席の様子などが確認できます。
第1管区海上保安本部によりますと、水中カメラの捜索で船内から新たな不明者は見つからなかったということです。
これらの画像は4日に行われた家族説明会でも公開されたということです。
こうしたなか、高度な水中カメラと観光船が沈んでいる深さに潜れる技術を持つ民間業者の船が現場に向かっていて、7日にも現場海域に到着する見通しです。
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