船底が海底についた状態で沈んでいた…「カシュニの滝」沖合深さ120メートル海底で「KAZU I」船体を発見 海上保安庁は船体の状況確認急ぐ|TBS NEWS DIG

船底が海底についた状態で沈んでいた…「カシュニの滝」沖合深さ120メートル海底で「KAZU I」船体を発見 海上保安庁は船体の状況確認急ぐ|TBS NEWS DIG

船底が海底についた状態で沈んでいた…「カシュニの滝」沖合深さ120メートル海底で「KAZU I」船体を発見 海上保安庁は船体の状況確認急ぐ|TBS NEWS DIG

事故発生から7日目の29日。捜索に大きな動きがありました。北海道の知床半島沖で消息を絶った観光船「KAZU I(カズワン)」が見つかったのです。

船体が見つかったのは、消息を絶った「カシュニの滝」の沖合1キロ、深さ120メートルの海の底です。

29日午前11時すぎ、海上自衛隊の掃海艇「いずしま」が水中カメラで発見。

映像に写った「KAZU I」と書かれた名前、船首部の色で海上保安庁は船体を「KAZU I」と特定しました。

船底が海底に付いた状態で沈んでいたということです。

漁師
「とりあえずはまずよかった。中にもしかしたら誰かいるのか気になる」

海上保安庁総務部 奥康彦参事官
「船名が読めたことで、間違いない。『KAZU I』という文字は読めたと情報が入った」

知床ネイチャークルーズ 長谷川正人船長
「本当によかった。きちんと船体を揚げられれば、(事故原因は)解明できると思う」

乗客乗員26人のうち、これまでに見つかったのは14人。海上保安庁は船内に行方不明者が取り残されている可能性があるとみて船体の状況の確認を急いでいます。

新たに4人の犠牲者の身元も判明しました。兵庫県の竹川好信さん(66)と竹川生子(62)さん、岐阜県の瀬川由美さん(51)、福岡県の伊藤嘉通さん(51)です。

献花にきた男性
「この船に乗ろうと思っていた。下手すれば私たちということも考えられた。せめて献花だけでもと思い、やはり気の毒というか、ぞっとする」

一方、海上保安庁は27日午後1時ごろ、北方領土の国後島西側の海域でロシアの警備艦が暗い色の洋服に救命胴衣をつけて漂流している人を発見したと発表しました。しかし、悪天候のため見失ったということです。

また、ロシア側はこれまでの捜索で既に発見された人の銀行カードが入ったリュックサックを回収したということです。

羅臼町の沖合では、28日、男性3人が見つかっていて漁船などが範囲を広げて捜索を続けています。

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