北朝鮮 軍事パレード“カメラワーク駆使”の演出 金正恩夫妻“白コーデ”の意味とは(2022年4月27日)
北朝鮮メディアが公開した最新の軍事パレードの映像です。これまでのものに比べて、カメラワークを駆使するなど凝った映像演出が多く見られました。さらに注目すべきなのが、金正恩氏の軍服です。妻とおそろいの白い色に、深い意味があるようです。
過去最大規模の軍事パレードは、光の演出をふんだんに使った幻想的なものでもありました。
会場の大型モニターに映し出されたのが、光のパラシュートです。カメラワークも上から下から。編集も凝っています。
そして、人々が上を見ているということは、まさか・・・。そう、会場の上空に姿を現しました。
2時間以上に及んで放送された朝鮮人民革命軍、創建90年の記念行事映像。そのなかに、注目されるべき点がありました。
軍事パレードに白い軍服姿で現れた金正恩総書記。これは元帥服で、軍の最高位の軍服だそうです。
韓国メディアによりますと、金正恩総書記は最高指導者に公式に就任した2012年に「共和国元帥」の称号を受けましたが、これまで公式な場所に元帥服を着て登場したことはありませんでした。
さらに、服装で最も注目されたのが、肩の階級章です。
韓国・連合ニュース:「金委員長の元帥服の肩章に、大元帥の階級章と推定される形が確認された」
専門家によりますと、生存中に大元帥の称号を授与されたのは、祖父・金日成主席だけで、金正日総書記は亡くなった後、授与したといいます。
専門家は金正恩総書記の狙いをこう話します。
コリア・レポート、辺真一編集長:「元帥服で現れたのは、乱暴な言い方をすれば(北朝鮮は)合戦の準備ができていると。米韓の軍事的アクションに対応できるということを、元帥服を着て示す」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く