5つの駅攻撃・・・軍事支援行う欧米を牽制か 「核戦争のリスクある」外相の発言も(2022年4月26日)
日本時間の26日午後6時半から、ロシアのラブロフ外相と、国連のグテーレス事務総長が会談する予定です。ラブロフ外相がテレビインタビューで、「核戦争のリスクはある」と述べました。
ウクライナの救急隊員は命の危険にさらされながら人々を救っています。
ロシア軍の攻撃による負傷者を探していた時のことです。
攻撃を受けた現場に救助の人などが集まったところで再び攻撃を加える、いわゆる“ダブルタップ”だとみられます。
CNNの取材班の一人が割れたガラスで手を負傷しました。救急隊員は砲撃のさなかも負傷者を探します。
救急隊員:「車はずっとここにいます。住所を教えて下さい!」
クラリサ・ワード記者:「アパートで救急隊員が負傷者を捜している時、砲撃の嵐に遭い隣の建物に直撃しました。急いで離れます」
救急隊は何とか通報した負傷者を見つけ、応急処置をすることができました。
ロシア軍は東部だけでなく中部や西部への攻撃も続けています。
キャスター:「ロシアは中部と西部の鉄道駅5つを1時間で攻撃しました。物資搬入に欠かせません。前線への軍事支援への影響は?」
ホワイトハウス、ミラー上級顧問:「軍事支援についてですが、どう運び込んでいるかについては言えません」
ロシア軍は、これまでも度々、アメリカやEU(ヨーロッパ連合)からの兵器輸送を妨害するため鉄道施設を標的としています。
そして、これはアメリカやEUへのメッセージなのでしょうか。
ロシア外務省は「核戦争のリスクがある」とインタビューで答えるラブロフ外相の映像をSNSなどに掲載しました。
ロシア、ラブロフ外相:「現在、リスクは極めて高い。そのリスクを人為的に増やしてほしくない。深刻で現実的な危険があり、過小評価してはいけない」
これは核戦力を持つ米・英・仏、NATO(北大西洋条約機構)との直接対決は避けたいということなのでしょうか。
ただ日本時間の26日、国連のグテーレス事務総長がラブロフ外相、プーチン大統領と相次いで会談しますが、ロシアにはまだ、戦争をやめる気はないようです。
ロシア、ポリャンスキー国連次席大使:「今は停戦の選択肢はありません。ウクライナ軍に再編の機会を与えるだけです」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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