【知床沖観光船事故】子ども1人を含む11人の死亡確認

【知床沖観光船事故】子ども1人を含む11人の死亡確認

【知床沖観光船事故】子ども1人を含む11人の死亡確認

北海道の知床半島沖で観光船が行方不明となってから3日目。これまでに子ども1人を含む11人の死亡が確認されました。現在も捜索が続けられています。

斜里町から中継です。

斜里町の施設の前に来ています。こちらは捜索が行われているウトロ漁港からは車で40分ほど離れた場所にあります。こちらは救助されて亡くなったことが確認された方々が眠っている場所です。

そして、斜里町によりますと、夜に発見された3歳の子どもは、女の子で、東京から来ていたということです。そして両親に関しても、現在のところ行方不明で見つかっていないということです。

こちらには25日の午前10時半頃に、町民の方がお花を供えにいらっしゃいました。それを受けて町は午前11時前に、正面玄関のところに献花台を設置しています。

現在も懸命な救助活動、捜索活動が続いています。

23日行方不明となった、知床半島の沖合を航行する観光船「KAZU I」。

海上保安庁によりますと、観光船には船長の豊田徳幸さん(54)と甲板員の曽山聖さん(27)、子ども2人を含むあわせて26人が乗っていました。

これまでの捜索で発見されたのは11人で、全員の死亡が確認されています。

斜里町によると、そのなかには3歳の女の子もいたということです。

観光船に乗っていたとみられる男性の父親は――。

息子が行方不明の男性「船でサプライズで息子が、私たちにも黙っていたが、指輪を買って船でプロポーズすることを決めていたらしい。本当にかわいそうだなと思って、これ以上言うと辛くなる。若い人生奪ったのは許せない」

まだ行方が分からない15人。航空機や巡視船からの捜索は夜通し続き、新たに海底調査も始まりました。

さらに、海上保安庁からの協力要請を受けて地元の漁船や観光船など合わせて13隻が25日朝早く、港を出港しました。

――25日も波はありそうか?

ウトロ漁協深山和彦組合長「24日よりはだいぶ波が収まって25日、沿岸が捜索できることになった」

海上保安庁は遺体の身元の確認を急ぐとともに、引き続き、捜索活動にあたっています。

そして、観光船の運航会社の社長が会見の意思を示したと斜里町の町長が明らかにしたということです。

以上、斜里町からお伝えしました。
(2022年4月25日放送「ストレイトニュース」より)

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