『6年連続で誤記載』起きた堺市“内申書間違い”で高校入試に不合格…複数で確認せず(2022年4月22日)

『6年連続で誤記載』起きた堺市“内申書間違い”で高校入試に不合格…複数で確認せず(2022年4月22日)

『6年連続で誤記載』起きた堺市“内申書間違い”で高校入試に不合格…複数で確認せず(2022年4月22日)

大阪府堺市の市立中学校3校で、3年生75人の調査書、いわゆる内申書に誤りがあり、高校入試で生徒2人が不合格となっていたことがわかりました。

 (堺市教育委員会の会見)
 「岐路である高校の入試におきまして、重大な誤りを犯し、本当に申し訳ございませんでした」

 堺市教育委員会は、今年3月に行われた大阪府立高校の一般選抜入試で、府立高校に提出された市立中学校3校の計75人分の調査書の点数について、誤りがあったことを明らかにしました。

 生徒1人が学校に成績の開示を求め、誤った記載が発覚したということで、市教委が調査したところ、本来よりも最大で評定が11点低かった生徒もいて、生徒のうち2人は合格だったはずが不合格になっていたということです。

 (堺市教育委員会の会見)
 「校内で複数人による十分な点検・確認作業が行われなかったため、調査書の誤記載に気づくことができませんでした」

 大阪府は不合格となった2人について「希望があれば本来合格していた高校に入学できるようにする」としています。

 (高校1年の息子がいる親)
 「ちょうど息子の入試が今年あったので、そんなんものすごい話ですよね。そんなことで落ちたと考えると本当にやり切れないでしょうね」

 堺市内では、合否には関係しなかったものの、6年連続で調査書への誤った記載があったということで、堺市教育委員会は再発防止に努めたいとしています。

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