北方領土「ロシアに不法占拠」 19年ぶりの表現 2022年版外交青書(2022年4月22日)
林外務大臣は22日の閣議で2022年版の外交青書を報告しました。北方領土についてロシアによる「不法占拠」との表現が19年ぶりに復活しました。
外交青書ではロシアによるウクライナ侵略について「人類が過去1世紀にわたり築き上げてきた武力の行使の禁止、法の支配、人権の尊重といった国際秩序の根幹を揺るがす暴挙だ」と非難しています。
また、北方領土については「日本固有の領土であるが現在ロシアに不法占拠されている」と明記しました。
「不法占拠」は2003年版以来、「日本固有の領土」は2011年版以来の表現です。
領土交渉の進展を期待してロシア側への配慮をにじませた姿勢から一転し、日本の主権を強調した形です。
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