「私の娘だ」父親が“悲痛対面”集合住宅に再び攻撃 ※動画視聴の際はご注意ください(2022年4月18日)

「私の娘だ」父親が“悲痛対面”集合住宅に再び攻撃 ※動画視聴の際はご注意ください(2022年4月18日)

「私の娘だ」父親が“悲痛対面”集合住宅に再び攻撃 ※動画視聴の際はご注意ください(2022年4月18日)

 日本時間の18日午後、ウクライナ西部のリビウで巡航ミサイルによる攻撃があり、6人が死亡したと州知事が発表しました。アメリカCNNテレビは、アメリカやNATOからの兵器輸送の拠点となる鉄道が狙われた可能性があるとしています。

 ポーランド国境に近いリビウに、ロシア軍のミサイルが着弾しました。

 キャスター:「鉄道施設が標的になったということです。ミサイル攻撃による火災が発生し、まだ調べが続いていますが、地域の軍当局によると6人が殺害され、子ども1人を含む8人が負傷しました」

 リビウへの攻撃は3週間ぶり。何が狙いなのでしょうか。

 キャスター:「鉄道施設が狙われたのは、この都市がアメリカやイギリス、NATOからの兵器を輸送する拠点となっているからかもしれません」

 東部では、救急隊員の必死の救助活動が続くその間にも・・・。砲撃が続くなか、救急隊員は身をていして負傷者をかばいます。

 救急隊員:「榴(りゅう)散弾で負傷した」

 負傷した男性:「足から血が出ている」

 民間人が暮らす集合住宅が再び攻撃にさらされたのはウクライナ第2の都市、北東部のハルキウです。

 消防隊員:「気をつけろ」

 警察官:「救急隊員は現着している。事前の情報では5人が殺害され、14人ほどが負傷した」

 家を破壊された女性:「爆発があった。反対側には病院もある。砲弾は病院と私の家を直撃した」

 男性が見つめる先に横たわるのは、娘の遺体です。

 娘を殺害された男性:「私の娘だ」「(Q.何があった?)殺されたんだ。電話をもらって娘が殺されたと知らされた」

 子どものおもちゃの上に破片が散乱しています。

 幼稚園も破壊されました。

 幼稚園の職員:「4回砲撃された。1つはフェンスと幼稚園の間に落ちた。すべてがぐちゃぐちゃです。屋根は損傷し、ベッドの1つも燃えた」

 ロシア軍が首都キーウ周辺から撤退し、東部へと戦力を集中させるなか、戦争はより一層、終わりが見えなくなっています。

 ウクライナのクレバ外相はアメリカCBSのインタビューで、ブチャの虐殺以降、交渉の継続が難航していると話しています。

 一方、ロシアは・・・。

 ロシア国防省・報道官:「オデーサ地区でロシア空軍はウクライナ軍の貨物機を撃墜した。西側諸国からウクライナに供与された、武器類を大量輸送しようとしていた貨物機だ」

 真偽のほどは分かりませんが、新たにアメリカなどが提供した軍装備品を積んだ輸送機を破壊したと発表しました。さらに・・・。

 ロシア国防省・報道官:「マリウポリのアゾフスタリ製鉄所にいて包囲されているウクライナ兵は、武器を捨て投降すれば命は助ける」

 マリウポリのウクライナ兵に対して、日本時間の17日午後7時までに投降するよう呼び掛けましたが。

 ウクライナ、シュミハリ首相:「街はまだ陥落していない。まだ我らの軍、兵士がいる。最後まで戦う」

 ウクライナ側は投降を拒否し、徹底抗戦する構えを見せています。

 マリウポリではこれまでに2万1000人以上が死亡したと推定され、まだ約12万人が街に残っているとみられています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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