厚労省審査中のコロナ経口薬 動物実験で「催奇形性」を確認(2022年4月13日)

厚労省審査中のコロナ経口薬 動物実験で「催奇形性」を確認(2022年4月13日)

厚労省審査中のコロナ経口薬 動物実験で「催奇形性」を確認(2022年4月13日)

 塩野義製薬が厚生労働省に承認を申請している新型コロナの飲み薬について、動物実験で胎児の骨格形成に異常をきたす「催奇形性」がみられていたことが分かりました。

 塩野義製薬によりますと、ヒトに対する臨床試験とは別に実施した動物実験で、ヒトへの想定より高い濃度で薬を投与したところ「催奇形性」が確認されました。

 塩野義製薬は、実用化にあたり「妊婦への使用は推奨されないと考えている」としています。

 この飲み薬は、2月に厚生労働省に承認申請されていて、厚労省が審査を続けています。

 すでに新型コロナの治療薬として使われているアメリカのメルク社の飲み薬「ラゲブリオ」も催奇形性が認められたとして、妊婦への使用は禁止されています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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