ウクライナの“ハチ公”殺害された飼い主待ち続け・・・(2022年4月12日)
渋谷駅前の「忠犬ハチ公像」。
急死した飼い主の帰りを、10年も待ち続けた秋田犬「ハチ」を称えるために設置され、100年近く経った今でも、その物語は語り継がれています。
戦地・ウクライナでも、キーウ州マカリウに、ハチのように飼い主の帰りを待つ秋田犬がいます。
一頭の犬が、ロシア軍が去った住宅街にたたずんでいます。
撮影者:「まだ待ってる」
犬の名前は「リニ」。玄関で1カ月近く、飼い主を待ち続けています。
撮影者:「良い子だね、リニ。とても優しい子」
しかし、再会がかなうことはありません。リニの飼い主の女性は、ロシア兵に暴行されたうえ、殺害されたというのです。
ボランティアのグループが保護しようとしましたが、この場を離れようとしないリニ。傍らにエサを置くことしかできません。
撮影者:「もう誰もいないのよ、リニ」
現地メディアから「マカリウのハチ公」と呼ばれているリニ。ボランティアは、新たな飼い主を探しています。
(「グッド!モーニング」2022年4月12日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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