感染再拡大も各地で紅葉“見頃”外国人も感激! 「観光と感染対策」両立の現場は(2022年11月10日)

感染再拡大も各地で紅葉“見頃”外国人も感激! 「観光と感染対策」両立の現場は(2022年11月10日)

感染再拡大も各地で紅葉“見頃”外国人も感激! 「観光と感染対策」両立の現場は(2022年11月10日)

 絶好の行楽日和となった10日、都内の名所で外国人観光客が感染対策をしながら「紅葉狩り」を楽しむ姿が見られました。こうしたなか、東京の新規陽性者は6日続けて前の週を上回るなど「第8波」への懸念がジワリと高まっています。

 紅葉の名所として知られる東京・八王子市の高尾山は、にぎわいを見せています。

 都心から電車で約1時間とアクセスが良く、多くの外国人観光客も紅葉狩りを楽しんでいます。

 フランス人観光客:「フランスにも紅葉はあるけど黄色、赤、緑と様々な色が同じ場所で一度に見られるか分からない。様々な色を一度に味わいながら秋を楽しめるなんて素晴らしい」

 オランダ人観光客:「私たちは旅行者なので、せわしない東京の街から抜け出して自然を満喫したかった。とても快適です」

 行動制限のない紅葉シーズン。ただ、新型コロナウイルスの感染が拡大していて、心配する声も…。

 10日、東京都の新規感染者は7969人。6日連続で前の週の同じ曜日を上回り、第8波への懸念が高まっています。

 紅葉狩りを楽しむ人(77):「中ではマスクをしていたけど、良い森林浴なので良い空気を吸うためちょっと外していた。インフルエンザもあるから(新型コロナと)両方で危ないかもしれない」

 感染が再拡大するなか、各地では紅葉が真っ盛り。富士山の麓では…。

 「富士山」と「紅葉」。日本が世界に誇る“秋の絶景”に外国人観光客たちは感激。

 ドイツ人観光客:「とてもカラフル。色とりどりの紅葉を一度に楽しめるから、もう最高」

 都内にある紅葉の名所では…。

 海外でも知られる明治神宮外苑のイチョウ並木。約300メートルの沿道に146本が植えられています。

 紅葉狩りを楽しむ人たちに、感染対策について聞きました。

 20代・学生:「再来週くらいに4回目のワクチンを打ちに行くので、ワクチンさえ打てていてマスクをしていたらある程度、遊んでも良いのかなと」

 パレスチナから来た人:「皆がマスクをしていることに驚きます。私たちの国では、そのステージを超えたから。私は心配していません。ワクチンを3回打ったので」

 このイチョウ並木は外国人にも大人気です。最高28メートルに及ぶイチョウは、すべて先が尖った円錐(えんすい)型。

 4年に1度、葉っぱがない冬の時期に整える作業が行われています。

 フィンランド出身・ラッセさん(30代):「(円錐型は)他の国では見たことがないので、すごくきれい。ここでしか見ることができないので」

 フィンランドから3年ぶりに来日した音楽家のラッセさん。マスクを着用したまま熱心に撮影し、イチョウの写真をSNSにアップしました。

 一方、マスクを着けずに散策していた外国人親子は…。

 ガボン出身・アデリーヌさん(38):「(Q.どこから?)アフリカのガボン」

 アフリカのガボン共和国出身のユーチューバー、アデリーヌさん。

 母国のガボン共和国は中央アフリカの赤道直下にあり、国土の80%以上が熱帯雨林で、1年のうち9カ月は雨季。残り3カ月は乾季で、ほとんど雨が降らないといいます。

 母国が極端な気候のため、日本の四季に感動。自身のユーチューブチャンネルで紅葉などを紹介しています。

 ガボン出身・アデリーヌさん:「私はイチョウの木が大好き。とても美しいです。毎回子どもたちを連れてきて見ています。とても美しいですから」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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