パキスタンのカーン首相が失職 経済失策など初の不信任案可決(2022年4月10日)

パキスタンのカーン首相が失職 経済失策など初の不信任案可決(2022年4月10日)

パキスタンのカーン首相が失職 経済失策など初の不信任案可決(2022年4月10日)

 パキスタンで経済対策への失敗などからイムラン・カーン首相に出された不信任決議案が可決され、カーン首相が失職しました。

 インフレや通貨安などで経済の低迷が続くパキスタンでは、野党側がカーン首相の経済政策の失敗などについて責任を問うとして、不信任決議案を議会に提出していました。

 地元メディアによりますと、10日、下院での採決で過半数の174票が賛成となり、カーン首相は失職しました。

 パキスタンで不信任案が可決されたのは初めてだということです。

 カーン首相はアメリカに批判的な立場で、野党側の自身への不信任の動きについて「アメリカが支援している」とする持論を展開していました。

 新たな首相を選任する手続きは11日にも始まる見通しです。
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