派遣スタッフ「興味本位だった」NHKが取材情報を流出し謝罪(2023年12月1日)
NHKは、報道番組に関する企画概要やメモが外部に流出したとして謝罪しました。
NHKリスクマネジメント部・小形修一室長:「取材対象者との信頼関係を損なうだけでなく、視聴者の皆さまからの信頼を損なうあってはならないことで、深くおわび申し上げます」
NHKは、ネットの誹謗中傷について取り上げる企画概要とインタビューの文字起こしを、子会社でテロップの作成を担う30代の派遣スタッフが流出させたとして謝罪しました。
インタビューは、虐待などの被害を受けた女性を支援する団体に対し、かつて中傷を繰り返していた男性に行われたものとされています。
NHKによりますと、スタッフは、男性がインタビューの中で中傷を始めるきっかけになったと話し、この団体への批判を行っている別の人物に文書を渡していました。この人物は「タレコミがあった」として、文書を入手できるリンクを投稿し、拡散していました。
スタッフは「興味本位だった」と話しています。また、以前からこの人物の投稿を見ていたものの、個人的な関係はなかったとしていて、NHKは動機について、今後も調査する方針です。
当該の企画は、1日放送手予定でしたが、中止となっていて、今後については“未定”としています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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