米史上初・黒人女性の最高裁判事「米国人が大きな誇りを持てる瞬間だ」(2022年4月9日)
アメリカ史上、初めて黒人女性として連邦最高裁判事への就任が承認されたケタンジ・ブラウン・ジャクソン氏が演説で「アメリカ人が大きな誇りを持てる瞬間だ」と強調しました。
ケタンジ・ブラウン・ジャクソン氏:「黒人女性が米国の最高裁判事に選ばれるまでに232年の歳月と115人の前任者を必要としました。しかし、私たちはそれを成し遂げたのです」
8日にホワイトハウスで演説したジャクソン氏は黒人差別と戦ってきたアメリカの歴史に触れ、「私は奴隷の夢であり、希望だ」と強調しました。
そのうえで「すべてのアメリカ人が大きな誇りを持てる瞬間だと強く信じている」と時折、涙を拭いながら黒人女性が初めて最高裁判事に就任する意義を訴えました。
ジャクソン氏を指名したバイデン大統領は「アメリカの歴史のなかで真の変革の瞬間だったと振り返ることになるだろう」と述べ、多様性を重視する姿勢を国民にアピールしました。
ジャクソン氏はリベラル派の重鎮で7月ごろに引退するスティーブン・ブライヤー氏の後任として就任します。
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