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減少する「ライチョウ」 人工飼育で3羽から72羽に(2022年4月6日)
中央アルプスの短い夏。親鳥の周りを元気に動き回るヒナたち。標高2000メートル級の高山地帯で生息する国の特別天然記念物「ニホンライチョウ」の親子です。
温暖化や登山客の食べ物を狙うキツネなどの増加で、生息数は2000羽弱に減少しています。
そこで始まったのが、保護した野生のライチョウを人工繁殖させる試みです。しかし、それは想像以上に大変なことでした。
まるで新型コロナウイルスの防護服のようなものを着た飼育員。その訳は・・・。
富山市ファミリーパーク 獣医師・秋葉由紀さん:「高山帯というのは、細菌が少なかったり、あまり病原性のない細菌でも死亡していた例もあるので」
さらに、餌(えさ)についても・・・。
獣医師・秋葉由紀さん:「コマツナにも、泥が付いていると、汚れや雑菌が多くあるので。泥を落とすために、消毒液に長くつけて、汚れを消毒するなど徹底して行っていました」
苦労のかいあって、飼育数は最初の3羽から、6年で72羽まで伸び、7つの施設のうち6カ所では、ライチョウの公開もしています。
ただ、現在の体制で飼育できるのは、80羽が限界。条件を緩和して、飼育施設を増やしたい考えです。
獣医師・秋葉由紀さん:「生後2、3カ月の間の死亡率が高くて。生後4カ月以降は、ここまで防護服を着なくても、飼育できるのではないかと分かってきています。基準を緩和して、動物園に告知して、飼育先を募ろうかなと思っています」
人工繁殖したライチョウを自然にかえすことには、まだ課題が多いということですが、今年度は野生のヒナを保護し、成長後に放す取り組みも始めるということです。
(「グッド!モーニング」2022年4月6日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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