『大阪・関西万博』まであと3年…ドバイ万博で招致活動を展開した松井市長「成果はあった」(2022年4月5日)
「大阪・関西万博」まであと3年ですが、参加表明した国は目標の6割ほどにとどまっています。
(大阪市 松井一郎市長)
「(Q体調はいかがでしょうか?)いまは大丈夫ですけど、やっぱり1泊4日はこたえるよね。なかなか張り込んでくれたね、1泊4日はやっぱりきついな」
ややお疲れモードの大阪市の松井一郎市長。それもそのはず、灼熱のドバイから4月1日に帰国したばかりです。
去年10月から半年にわたり開催された「ドバイ万博」。約190の国と地域が出展し、目標に近い約2300万人が来場。盛況のうちに幕を閉じました。贅を尽くした閉幕式はオイルマネーのすごみを改めて見せつけるかのようでした。
ひるがえって、3年後の「大阪・関西万博」。参加数の目標が150か国・25の国際機関であるのに対して、現在、正式に参加を表明したのは87か国・6つの国際機関。約6割に留まっていて伸び悩んでいます。
若宮健嗣万博担当大臣や松井市長、それに大阪府の吉村洋文知事は、ドバイ万博の会場で招致活動を展開しました。
(大阪府 吉村洋文知事)
「ドバイ万博が終わって3年後となりますので、すばらしいパビリオンの出展をお願いしたいと思います」
3日間でスウェーデンやフィンランドなど北欧諸国や、ジャマイカやペルーなど15か国に参加を求めました。
【松井市長とペルー政府関係者との面会の様子】
(大阪市 松井一郎市長)
「我々もできるかぎりのサポートをするので、ぜひとも参加してください」
(ペルー政府関係者)
「大阪・関西万博の成功を信じています」
しかし、ドバイ万博閉幕後も、今のところ上積みはなし。果たして成果はあったのでしょうか。
(若宮健嗣万博担当相)
「まだ公表していないから87にプラスができていない状況ですけども、かなりの数字がもう積み上がっているとご理解いただいてもいいと思います。特定の国名をまだ申し上げるわけにはいきませんけれども、これはやはり国と国との外交関係での話になってきますから」
さらに若宮大臣は、17年前の「愛・地球博」を引き合いに出して次のように強調しました。
(若宮健嗣万博担当相)
「一概に比較はできないんですが、『愛知万博』の3年前、いまとちょうど同じような時期に実は(参加表明は)30だったんですね。それからするとまず87の国と6の国際機関というのはまずまずの数字ではないかなと」
松井市長も、「成果はあった」と繰り返します。
(大阪市 松井一郎市長)
「現地に行くことで招致活動に対しての意気込みとかを相手に感じ取ってもらえると思うし。相手の動きというか、相手の捉え方もだいぶ変わってくると思いますから。成果はあったと思います」
吉村知事も、先行きを悲観はしていないようです。
(大阪府 吉村洋文知事)
「『参加する』と明確に言ってくださる国もあれば、『企業と国で半分半分で資金を出すから夏ぐらいまで結論が出ない』など、いろいろな国がありました。今後、後押しをして、できるだけ1国でも多く参加になるように頑張りたいと思います」
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