三菱電機 新たに29件の検査不正 社長ら12人処分(2021年12月24日)
三菱電機は検査を巡る長年の不正問題で新たに29件の不正が判明したと明らかにし、歴代の社長ら12人を報酬減額などの処分にしました。
三菱電機・漆間啓社長:「多くの皆さまに多大なるご迷惑をお掛けしていることを、改めて深くおわびを申し上げます」
三菱電機は前回10月の発表の後、5カ所の工場で新たに29件の不正が確認されたと発表しました。
鎌倉製作所では有料道路のETC設備を巡り、契約通りの検査をしたかのように顧客に虚偽の報告をしていました。
三菱電機は経営責任を明確にするため、当時の担当役員だった漆間社長をはじめ、歴代の社長を含む12人について報酬の減額や退任慰労金を一部返納させる処分を決めました。
不正の調査は継続し、追加の処分もあり得るとしています。
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