“第7波”の懸念 全国的にリバウンド傾向・・・「BA.2」へ置き換わりも(2022年3月31日)
30日、東京都で確認された新型コロナウイルスの新規感染者数は9520人で、4日連続で前週の同じ曜日を上回っています。専門家は、感染再拡大の可能性を示唆。“第7波”への懸念が高まっています。
■全国的に“リバウンド傾向”
国立感染症研究所・脇田隆字所長:「新規感染者における、20代の割合の増加傾向がみられています。この20代の割合の増加というのが、いつも流行の拡大の初期にみられますので。そこにつながっていくかということは、注意深く見る必要がある」
東京や大阪など18の都道府県で、「まん延防止等重点措置」が解除されてから31日で10日。今、全国で新型コロナウイルスの新規感染者が、再び増加に転じ始めている。
30日、全国で確認された新規感染者は、5万3740人。40の都道府県で、先週の同じ曜日と比較して増加している。また、5万人を超えるのは、今月17日以来のことだ。
■「BA.2」に“置き換わり”も
東京で、30日に確認された新規感染者は、9520人。4日連続で、前の週の同じ曜日を上回った。
東京都・小池百合子知事:「国と都と、連携させて頂ければということで、要望書をお持ちしました」
30日、東京都の小池百合子知事は、感染者数の増加を受け、岸田文雄総理大臣と会談。オミクロン株の一種で、感染力がより強いとされる「BA.2」への対応などについて意見を交わした。
東京都・小池百合子知事:「『BA.2』への置き換わりが、大変早いスピードで起こっております。これが、また新しい状況を生み出すのではないだろうか」
厚生労働省のアドバイザリーボードは、多くの人が集まる機会が増える新年度に向け、ワクチンの追加接種と感染対策の徹底が必要だとした。
後藤茂之厚生労働大臣:「数日連続の増加が、ただちに持続的な新規感染者数の増加につながるかは、現段階では、判断できないわけでありますけれども、感染状況を引き続き、注視しいていく必要があります」
(「大下容子ワイド!スクランブル」2022年3月31日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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