“東名あおり”懲役18年求刑 “異例”やり直し裁判(2022年3月31日)
神奈川県の東名高速で2017年、あおり運転の末、道路上に車を停止させ、2人を死なせたなどの罪に問われた石橋和歩被告(30)。
黒いスーツに青いネクタイを締め、最終陳述を迎えた石橋被告は、これまで通り、無罪を主張しました。
石橋被告:「自分は、事故につながる危険な運転はしていないです」
一方で、検察側は、石橋被告の妨害運転が執拗(しつよう)かつ危険で、事故を誘発したなどと指摘し、懲役18年を求刑しました。
この事故を巡っては、2018年に横浜地裁が懲役18年の判決を言い渡していましたが、手続きに問題があり、一審判決を取り消したうえで審理を差し戻す、異例のやり直し裁判となっていました。
これまで法廷で、3回証言してきた夫婦の長女は、次のように話しているということです。
萩山夫婦の長女:「あの時の恐怖感を忘れることができません。裁判で証言することになり、記憶を呼び起こしましたが、やはり詳しく思い出すと、苦しい気持ちになりました」
判決は、6月6日に言い渡されます。
(「グッド!モーニング」2022年3月31日放送分より)
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