ボウリング場の一角に本棚!?関大が地元商店街に『ミニ図書館』設置 学生にも好評(2022年3月29日)

ボウリング場の一角に本棚!?関大が地元商店街に『ミニ図書館』設置 学生にも好評(2022年3月29日)

ボウリング場の一角に本棚!?関大が地元商店街に『ミニ図書館』設置 学生にも好評(2022年3月29日)

関西大学が意外な場所に「図書館」を設置する取り組みを始めました。

 関西大学が3月29日にオープンしたのは、その名も「関大前まちかど図書館」です。大阪府吹田市のボウリング場の空きスペースに本棚に置き、学長や大手書店が推薦する100冊が並びます。ミニ図書館に並んだ本は誰でも自由に読むことができ、借りたい本があれば手続きなしで2週間借りることができます。

 (ボウリング場に来た人)
 「(Qきょうはボウリングを楽しみに来たんですか?)そうです。斬新だなって思います。結構待ち時間があるし、手持ち無沙汰にならないし。本が好きな私としてはすごくいいなと思います」

 関西大学がこうした取り組みを行う背景には、「若者の読書離れに歯止めをかけたい」という思いがあります。

 (関西大学 前田裕学長)
 「大学生についても文字離れというのはあるかもしれません。こういう場所でというのは非常にミスマッチに感じられるかもしれないですが、そこで本を手に取られて出会いがあって人生が変わるということもあるかもしれない」

 このミニ図書館はほかにも、千里山キャンパス前の商店街にある飲食店など5か所に設置されました。カフェ「ケープコッド」では早速、ミニ図書館に並んだ本を読む学生の姿がありました。

 (大学生)
 「図書館に行って本を読むってなると、どうしても入るのにハードルが高いんですよね。でも、こういった日ごろから馴染みのあるお店に本があるってなると、本を読むハードルが低くなるというのはありますね」
 
 (カフェ「ケープコッド」 木村清子店長)
 「大学前で40年店をやっているんですが、この20年くらい本を片手に座っている人はほとんど見たことがないんですね。『大学前の喫茶店』という感じしませんか?本を片手にコーヒーを飲んでおられるというのは」

 関西大学は「今後の利用状況を見ながら、ミニ図書館を増やすことも検討したい」としています。

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