川崎重工で社員自殺…遺族ら『安全配慮義務を怠った』と提訴へ 海外勤務でうつ病症状(2022年5月10日)

川崎重工で社員自殺…遺族ら『安全配慮義務を怠った』と提訴へ 海外勤務でうつ病症状(2022年5月10日)

川崎重工で社員自殺…遺族ら『安全配慮義務を怠った』と提訴へ 海外勤務でうつ病症状(2022年5月10日)

川崎重工業から中国の関連会社に出向していた男性が死亡したのは、川崎重工業の安全配慮義務違反によるとして、遺族が損害賠償を求めて神戸地裁に提訴することがわかりました。

 遺族側の弁護士によりますと、川崎重工業に勤めていた男性(当時35)は2013年4月、中国の関連会社に出向し、6月ごろからうつ病の症状が出始め、7月に単身赴任先のマンションから飛び降りて死亡しました。男性は海外での勤務が初めてで、中国語もほとんど話せませんでしたが、川崎重工業が設計した装置のトラブルについて知識・経験がないのに対応を任されていたということです。

 男性の自殺は2016年に労災に認定されています。

 遺族側は、男性の自殺は仕事での過度なストレスと過重な業務量によるもので安全配慮義務を怠ったとして、川崎重工業に対して計約6000万円の損害賠償を求めて5月12日に神戸地裁に提訴する方針です。

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