無罪確定の元社長 7億7000万円の賠償求め国を提訴(2022年3月29日)
大阪地検特捜部に逮捕され、裁判で無罪が確定した不動産会社の元社長が、国に7億7000万円の損害賠償を求めて訴えを起こしました。
「プレサンスコーポレーション」の元社長・山岸忍さん(59)は、学校法人の資金21億円を横領したとして特捜部に逮捕されましたが、大阪地裁は去年10月、“山岸さんが横領に共謀していた”という元部下の供述は、検察官の聴取によって変わった可能性が否定できない」などと無罪を言い渡しました。
山岸さんは、「特捜部が重要な証拠をあえて無視し、関係者に供述を強要した結果、逮捕されたことで社長の地位を失い、多額の経済的損害を受けた」として、国に7億7000万円の賠償を求め、訴えを起こしました。
プレサンスコーポレーション元社長・山岸忍さん:「(特捜部の取り調べは)法的知識がない私からしても異常なもの。考え方を変えてほしい」
山岸さんらはこの後、事件を担当した検察官2人や元部下を刑事告発する予定です。
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