上海で突如・・・東西分け“ロックダウン” パニックも(2022年3月29日)
上海市内のスーパーへと続く、長蛇の列。100人以上は並んでいるでしょうか。
店内では、客たちが商品を奪い合い、客同士がつかみ合いになるトラブルもありました。
原因は、新型コロナウイルスの感染拡大による、上海市のロックダウンです。
23日には、「上海が都市封鎖されると虚偽情報を流した」として、当局が男性2人を捜査していると発表するなど、上海市はこれまで「ロックダウンはしない」との姿勢を見せていました。
しかし、27日には、過去最多となる3500人の新規感染者が確認されるなど、感染拡大が深刻化すると、その対応は一転しました。
市を東西に分け、事実上のロックダウンを開始するとしたのです。
東京のおよそ2倍、2600万人の市民が対象という、まさに前代未聞の規模となります。
上海市の東エリアへとつながるトンネルは、封鎖が解除されるまで、一般車両の通行は許されません。
上海の東と西をつなぐ橋や付近の高速道路にも、乗用車は見当たりません。
公共交通機関は運行を停止し、市民が許可なく外出することも禁止されました。
ロックダウンの期間については、28日から封鎖が始まった東のエリアは3日後の4月1日まで、西のエリアは4月1日から5日まで封鎖される予定だということです。
(「グッド!モーニング」2022年3月29日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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