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濱口監督「同じ人間なんだ」米アカデミー賞国際長編映画賞『ドライブ・マイ・カー』(2022年3月28日)
アメリカ・ロサンゼルスで第94回アカデミー賞の授賞式が行われました。去年は会場を分散させ、少人数で行われましたが、今年はコロナ前と同じ規模で開催され、会場は関係者で埋め尽くされました。その授賞式では、いくつもの“初めて”がありました。
作品賞を受賞したのは『コーダあいのうた』。「コーダ」とは、耳の聴こえない両親のもとに育つ子どものことです。主人公のルビーは、家族の通訳として家業に欠かせない存在ですが、歌で音楽大学に進学する夢を持ちます。
父親を演じたトロイ・コッツァーさん(53)は、ろう者の俳優として初めて助演男優賞を受賞しました。
助演男優賞、トロイ・コッツァー氏:「ヘダー監督、あなたは最高のコミュニケーターです。ろう者とそうでない人との懸け橋になってくれたからです。父の手話は家族で一番でした。父は自動車事故で全身にまひが残り、手話ができなくなりました。お父さん、多くのことを学びました。いつまでも愛しています。この賞はろう者、コーダ、障がい者の皆さんに授けられたものです。この瞬間を待っていた」
『ドリームプラン』で主演を務めたウィル・スミスさん(53)は、妻をからかったプレゼンターのコメディアンをたたきました。その後の主演男優賞のスピーチで、こう話しました。
主演俳優賞、ウィル・スミス氏:「(演じた)リチャード・ウィリアムズは、家族を守ることに熱心な人でした。アカデミーに謝罪します。ノミネートされた仲間にも謝りたい。私は賞がとりたいのではなく、みんなに光を当てたいのです。芸術は人生から生まれます。演じた役がそうだったように。私もクレイジーな父親みたいですね、でも愛がそうさせるのです」
4部門にノミネートされていた濱口竜介監督(43)の『ドライブ・マイ・カー』は国際長編映画賞を受賞しました。
濱口竜介監督:「みんなでエレベーターを待っていたら、スピルバーグ監督とかに会って『この映画がとても好きだ』と。本当にすごい日だな」
『ドライブ・マイ・カー』のモチーフは、これまで海外で異彩を放ってきた日本特有の文化ではなく、普遍的なものです。
濱口竜介監督:「アメリカの観客のある種の厳しい目線に耐えるような、役者さんたちの素晴らしい演技がこの映画には映っていて、本当にこの役者さんたちの感情というものを感じて、アメリカの観客も、肌の色も言葉も違うけど、同じ人間なんだと。同じ弱さや同じ傷を抱えていたりする、そういう人間なんだということを、すごく受け止めてもらったんじゃないか。ここが“到達点”だったら嫌だなと。ここが“通過点”だといいなと思っています」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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