「プーチン氏は権力の座にとどまるな」・・・バイデン大統領“失言”で波紋(2022年3月28日)

「プーチン氏は権力の座にとどまるな」・・・バイデン大統領“失言”で波紋(2022年3月28日)

「プーチン氏は権力の座にとどまるな」・・・バイデン大統領“失言”で波紋(2022年3月28日)

 アメリカ国内では、「失言」との受け止めが広がっています。

 アメリカ・バイデン大統領:「プーチン大統領の侵略は、ロシア国民を世界から切り離し、19世紀へと逆戻りさせている。彼は、この戦争を終わらせることができるし、終わらせなければならない」

 アメリカのバイデン大統領は26日、ポーランドのドゥダ大統領と会談後、首都ワルシャワで演説しました。

 ロシアのプーチン大統領を“独裁者”と痛烈に批判したうえで・・・。

 アメリカ・バイデン大統領:「プーチン氏は権力の座にどどまるべきではない」

 「ロシアの体制転換」を求めたとも受け取れるようなこの発言に、ロシア側は猛反発しています。

 ロシア・ペスコフ大統領報道官:「それを決めるのは、バイデン氏ではない。ロシアの大統領は、ロシア人によって選ばれる」

 また、アメリカ国内でも「失言」との受け止めが広がっています。

 米外交問題評議会 リチャード・ハース会長:「政権の転覆を呼び掛けているだけだ。困難な状況をより困難にし、危険な状況をより危険にした。それは明らかだ」

 また、ニューヨーク・タイムズは、バイデン氏のこの発言が、事前に用意されていた原稿にはなく、アドリブだったと伝えています。

 ホワイトハウスは、「政権の転覆を意図したものではない」と釈明に追われました。

(「グッド!モーニング」2022年3月28日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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