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【手作り解説】生物・化学兵器とロシアの「偽旗作戦」とは?【ウクライナ侵攻】
ロシアによるウクライナ侵攻で懸念されているのが、ロシアが「生物・化学兵器」を使う可能性です。ロシアはこれまでも敵の犯行に偽装した攻撃を仕掛け、軍事侵攻の口実にする「偽旗作戦」を行ってきたという見方があります。
ロシアが使用するのではとの懸念が高まっている生物・化学兵器とはどういうものなのでしょうか。生物兵器は、天然痘ウイルスや炭疽菌、ボツリヌス毒素など、人体に有害なウイルスや菌を使った兵器です。化学兵器は、サリンやVXガスなど毒性化学物質を使った兵器です。いずれも被害が無差別に広がり、苦しみが長く続くことから、大量破壊兵器として国際条約で製造や保有などが禁止されています。
こうした兵器をロシアがどれほど保有しているのかは分かりませんが、ロシアが反体制活動家のナワリヌイ氏を暗殺しようと、旧ソ連で開発されたといわれる化学兵器の一種ノビチョクを使ったという疑惑もあります。
ウクライナ侵攻でロシアの進軍が停滞する中、注目されたのはロシア国防省の高官が「ウクライナが化学物質を使った攻撃を計画している」と発表したことです。アメリカなどはロシアが実際に生物・化学兵器を使い、欧米やウクライナ側が使ったと主張する可能性があるとして警戒を呼びかけています。自作自演の行動は「偽旗作戦」と呼ばれ、ロシアの軍事戦略における常套手段だという見方があります。
2018年8月、シリアのアサド政権を支援するロシアは反体制派が化学兵器を使う計画をしていると主張。11月にアレッポで化学兵器が使われると、アサド政権によるものとの疑惑があるにもかかわらず、ロシア軍は“報復”として反体制派の拠点を空爆したのです。
ロシアの自作自演疑惑といえば1999年にも…。モスクワの高層アパートなどが相次いで爆破される事件が発生。当時の首相だったプーチン氏は、対立していたチェチェン共和国によるテロだと断定し、軍事侵攻しました。この戦争で勝利を治めたプーチン氏は、翌年大統領となり強固な権力基盤を築きます。しかし、爆破事件は情報機関・FSB=ロシア連邦保安庁の工作だったと元職員のリトビネンコ氏が証言。その後、リトビネンコ氏は毒を盛られ、暗殺されたのです。
一方、今回の侵攻では、ウクライナ当局は、ウクライナとの国境に近いベラルーシの村をロシア軍が空爆と発表。「ウクライナからの攻撃と偽装し、ベラルーシを戦争に巻き込むため」だとしています。
ロシアの偽旗作戦に対抗するため、アメリカは、自国の情報機関が収拾した機密情報を積極的に公開。相手の出方を事前に明らかにすることで、ロシアの主張を無効化する狙いがありますが、生物・化学兵器についても「ロシアが使用を検討している明確な兆候がある」と発表するなど、緊張が高まっています。
(27日11:27)
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