列島に“春の嵐”今年一番の大雨と強風・・・各地で被害相次ぐ(2022年3月26日)
これは3月26日午前8時半ごろ、鹿児島県・屋久島で撮影された映像です。
(動画撮影者)
「道路もすごいよ、これ。」
道路がまるで川のようになり、通行する車から激しい水しぶきが舞っています。
(動画撮影者)
「ごーっというような感じの音で目が覚めて横殴りの雨がすごかった。」
1時間に120ミリを超える猛烈な雨となった鹿児島県の屋久島。ことし全国で初めてとなる記録的短時間大雨情報が相次いで2回、発表されました。
発達した低気圧や前線の影響で西日本を中心に「春の嵐」となり、各地で被害が相次いでいます。
鳥取市では午前8時すぎに最大瞬間風速34.2メートルと、3月の観測史上1位の暴風となっています。道路一面をふさぐように倒壊した資材置き場。その奥には電柱も横倒しとなっているのが確認できます。
強風にあおられて、農業用ハウスが、今にも倒壊しそうなほど傾いています。
(水谷いちご園・水谷圭亨さん)
「このような感じに倒れてしまいまして、ちょっと今まで経験したことがないですね。」
福岡県糸島市の国道ではトラックが横転。激しい風が吹きつける中、クレーン車で慎重に・・・、慎重に吊り上げられ・・・
警察によりますと、この事故によるケガ人はいないということです。
富山県小矢部市では神社や住宅など、少なくとも9棟が次々と燃え広がる火災が発生。ポンプ車など10台以上が消火活動にあたりましたが、これまでにケガ人や逃げ遅れた人はいないということです。
(近所の人)
「最初、神社の屋根から火が付いた。それが燃え移って、飛び火、飛び火で、ここまできた。」
富山県全域では夕方まで暴風警報が出ていました。
あす27日朝にかけては東日本や北日本でも荒れた天気となる見込みです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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