米高官「特別チームで化学兵器への対応を検討」(2022年3月26日)
アメリカ政府の高官はホワイトハウスに特別チームを設立してロシアによる化学兵器の使用などに備えていると明らかにしました。
アメリカ政府高官は記者団に対して、「タイガーチーム」と呼ばれる特別チームをホワイトハウスに設置してロシアによる小型核や化学兵器の使用、NATO加盟国への攻撃などのシナリオに対処する方針を検討していると明らかにしました。
化学兵器の使用に対する軍事的対応については「使われる場所や方法、状況によって対応は変わってくる」と述べるにとどめています。
また、バイデン大統領が訴えているG20からのロシア排除については開催国のインドネシアを含めて関係国と協議を進めているとしています。
一方、北朝鮮による新型のICBM=大陸間弾道ミサイルの発射実験については、「これまでも見られてきた挑発行為のパターンだ」としたうえで前回の実験の失敗を受けて発射実験のテンポを速めた可能性があると述べています。
NATO首脳会議が開催されるタイミングで行なわれたことについては「朝鮮半島の固有の文脈で北朝鮮は実験をしている」と述べ、ウクライナ情勢との関連は薄いとの見方を示しています。
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