カンボジア拠点の特殊詐欺 移送の日本人25人を再逮捕 2万6千人以上の名簿も押収(2023年11月29日)
カンボジアを拠点とした特殊詐欺事件で、日本に移送された25人が長野県の女性から600万円をだまし取った疑いで再逮捕されました。拠点からは2万6000人以上の個人情報が書かれた名簿が押収されていたことが分かりました。
カンボジアを拠点とした「かけ子グループ」の25人は、長野県に住む80代女性から現金600万円をだまし取った疑いが持たれています。
警察によりますと、このグループは高齢者を狙って「入居権が当たった」などと嘘の電話を掛ける詐欺を繰り返し、被害額は全国で2億3000万円以上に及ぶとみられています。
また、拠点のアパートから押収された名簿には少なくとも2万6000人以上の個人情報が書かれていたということです。
名簿は水に溶ける紙でできていて、すでに溶かされた名簿なども複数見つかっています。
警察は名簿の入所経路を確認するとともに25人の余罪についても調べています。
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