「ようやく救助がきた」倒壊した家に夫が…避難所では食事や水を分け合う 施設スタッフ「一日おにぎり1個という状況」 石川・珠洲市｜TBS NEWS DIG
最大震度7を観測した能登半島地震。石川県珠洲市の特に被害の激しい地域にJNNの取材団が入りました。中継でお伝えします。
珠洲市の海沿いにある宝立町です。私から見える限り、こちらの住宅は全て倒壊、もしくは被害にあっています。また、海藻が絡まった車が家の前で積み重なっています。地面も割れ、瓦礫が散乱している状態で、地震だけでなく、津波の被害が大きかったことがわかります。
この近くで家が倒壊した住人に話を聞くことができました。住人の夫がまだ倒壊した家にいるとのことで、「ようやく救助が来た。早く会いたい。早く見つかってほしい」と話していました。
ここから少し離れた高齢者を介護する施設が避難所となっていて、およそ150人が過ごしています。また、電気が通っておらず、暗いなか、何とかみんなで助け合って、食事や水を分け合っているということです。
施設のスタッフは「物質の救助をお願いしているが、なかなか来ない。一日おにぎり1個という状況です。助けてほしい」と訴えています。
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