「怖くなって逃げた」事故翌日に署に電話 重傷ひき逃げの疑いで無職の男逮捕
東京・足立区の交差点で、乗用車を運転中にバイクと衝突して運転手に重傷を負わせひき逃げをしたとして、無職の42歳の男が警視庁に逮捕されました。男は事故の翌日、「怖くて逃げた」と警察署に電話をしていたということです。
ひき逃げなどの疑いで逮捕されたのは、千葉県八千代市の無職・石川周容疑者（42）で、今月12日の正午前、足立区谷在家の交差点で乗用車を運転し右折しようとした際、対向車線から直進してきたバイクと衝突し、そのまま逃走した疑いがもたれています。バイクの男性（39）は腰の骨を折るなど重傷を負いました。
警視庁によりますと、石川容疑者は事故直後、車を降りて男性の様子を見ていて、その後、近くのコインパーキングに車を乗り捨て、電車で逃げたということです。
石川容疑者は翌日の夜に警察署に電話をかけ、「事故を起こしたが怖くなって逃げた」と話し、おととい、署に出頭しましたが、取り調べに対し、「車を停めて男性の様子を見に行ったので救護はした」と容疑を一部否認しています。
（25日14:08）
