首相が1年を総括 挑戦を支えた金言「富士登山は吉田口から」
岸田総理が今年1年を振り返り、総理・総裁への挑戦にあたっては富士登山にちなんだある言葉を大事にしていたことを明かしました。
都内の会合であいさつに立った岸田総理。この1年をこう総括しました。
岸田文雄首相
「総理・総裁に挑戦し、そして総理・総裁になることができた。政治人生にとりましても大きな節目の年でありました」
そして、総理・総裁への挑戦に際しては、富士登山にちなんだある言葉を絶えず頭に置いていたと明かしました。
岸田文雄首相
「私が今回、挑戦するにあたって絶えず頭に置き、そして大事にしたアドバイス、『富士山は吉田口から登れ』。要は物事に挑戦するにあたって、真正面から、正攻法で正面玄関から挑戦しろという言葉でありました」
この言葉は、会合の主催者で、政治解説者の篠原文也氏からのアドバイスだったといいます。また、篠原氏から岸田内閣の支持率が就任当初よりも上がっていることを問われると・・・
岸田文雄首相
「はい。最初から低かったんで頑張ったと・・・」
政治解説者 篠原文也氏
「全然ストレスなさそうですね、今は」
岸田文雄首相
「ちょっと鈍感ですよね」
政治解説者 篠原文也氏
「公邸のお住まいはどうですか」
岸田文雄首相
「国会で忙しくて、もう寝るだけですね。まだ住み心地を実感することはできておりませんが、少なくともまだお化けは出ておりません」
岸田総理は来年について「やると言ってきたことを一つ一つ結果に結びつけるその積み重ねだと思う」としました。(22日21:38)