ロシア大統領特別代表が辞任 ウクライナ侵攻に反対か 侵攻開始以降政権幹部の辞任は初
気候変動問題などを担当していたロシアの大統領特別代表が辞任したことが明らかになりました。ウクライナ侵攻への反対が理由とみられます。
辞任したことが明らかになったのは、ロシアの大統領特別代表アナトリー・チュバイス氏です。ブルームバーグ通信などは、ウクライナ侵攻への反対が理由だとし、すでにロシアを出国したと伝えています。先月下旬の侵攻開始以降、プーチン政権の幹部が辞任するのは初めてです。
ペスコフ大統領報道官は23日、チュバイス氏について「彼は自発的に辞任した。国を去るかどうかは本人次第だ」と語っています。
チュバイス氏は1990年代のエリツィン政権で大統領府長官などを務め経済改革を主導。2020年に大統領特別代表に就任し気候変動問題などを担当していました。
(24日05:10)
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