G7首脳会議 ウクライナ問題を協議 総理ベルギーへ(2022年3月24日)
岸田総理大臣はロシアによるウクライナ侵攻を受けて緊急で開催されるG7=主要7カ国首脳会談に出席するためベルギーに向けて出発しました。
今回の外遊はわずか1時間の会議への出席という弾丸外交で、アジアの代表として存在感を示したい考えです。
岸田総理大臣:「アジアの情勢について、その各国首脳にしっかりインプットし、そして情報を共有する。そのために貢献することは重要である」
岸田総理は、ロシアへのさらなる制裁やウクライナへの人道支援などでG7との結束の強化を図る狙いがあります。
そのうえで、ロシア包囲網の形成に向けてヨーロッパだけでなく、アジア各国も巻き込んでいくとした考えなどを示すとみられます。
背景には「力による現状変更」の試みを続ける中国が念頭にあります。
政府関係者は「国際社会が妥協しない姿勢を示す」ことが中国への「抑止」につながると意義を強調しています。
岸田総理はバイデン大統領などとの会談も調整していて、ウクライナ情勢の行方が東アジアの地域にも波及しかねないとした危機感を共有したい考えです。
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