駅エスカレーターにスーパーの明かりも・・・停電回避の“節電”広がる(2022年3月22日)
東京電力と東北電力管内で早ければ22日午後8時台に広範囲で停電の恐れがあります。
刻々と事態は逼迫(ひっぱく)してきました。
萩生田経済産業大臣:「(午後3時から午後8時の5時間)追加的に約5%、毎時200万キロワットの節電が必要になります」
東京電力、東北電力管内では最短で午後8時台に広範囲で停電が起きる恐れがあり、もし起きれば午後11台まで続く見込みとしています。
帰宅ラッシュにも影響はあるのでしょうか。
大阪から来た人:「あすの朝が早いのと、何があるか分からないから早めに来ようかと」
国土交通省はJRなど鉄道各社に節電の依頼をしたということです。
券売機の一部停止などで対応しています。
京急の新馬場駅ではエスカレーターが止まっていました。
東京電力は、このままいけば200万軒から300万軒の停電が発生する恐れがあり、さらなる節電を呼び掛けています。
萩生田経産大臣:「ブラックアウトを避けるために地震の当日と同様に広範囲での停電を行わざるを得ない状況が近付いている」
政府が初めて発出した「電力需給ひっ迫警報」。
東京電力管内の電力使用率は一時100%を超えました。
午後2時でも気温は2.5度と真冬並みの寒さとなり、暖房などの需要が増えたことも一因です。
街のスーパーも最小限の照明で営業しています。
生鮮市場アキダイ・秋葉弘道社長:「風邪をひかれたら困るので20度で設定しているけど、それ以上、温度を上げないようにと伝えている」
ただ、生鮮食品を扱うだけに不安は募ります。
生鮮市場アキダイ・秋葉弘道社長:「時間が長ければ長いほど品質に問題が出てくるので非常に心配。現実的にこういうことが起こるんだ。不安」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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