真っ赤な光で大爆発 瞬く間に黒煙 爆風で破片飛散・・・キエフ商業施設に“砲撃の瞬間”【羽鳥慎一 モーニングショー】(2022年3月22日)

真っ赤な光で大爆発 瞬く間に黒煙 爆風で破片飛散・・・キエフ商業施設に“砲撃の瞬間”【羽鳥慎一 モーニングショー】(2022年3月22日)

真っ赤な光で大爆発 瞬く間に黒煙 爆風で破片飛散・・・キエフ商業施設に“砲撃の瞬間”【羽鳥慎一 モーニングショー】(2022年3月22日)

 ロシア国防省が公開した、ウクライナの首都キエフにある巨大ショッピングモールの映像です。夜になると、ロシア軍によって砲撃されました。一瞬にして、建物が炎に包まれています。この攻撃で、少なくとも8人が死亡したということです。

■キエフ商業施設に“砲撃の瞬間”

 ロシアの監視カメラが上空から撮影した首都キエフの巨大ショッピングモール。次の瞬間・・・。

 20日の夜、上空からミサイルが落とされると、瞬く間に爆炎が広がっています。

 ロシア国防省は、高性能の長距離ミサイルで、キエフにあるショッピングモールを破壊したと伝えています。

 また、施設を砲撃する前、日中の様子を監視しているかのような映像も公開していました。

 カメラが捉えていたのは、ショッピングモールに出入りする、ウクライナ軍の軍用車とみられる車両です。

 ロシア国防省・コナシェンコフ報道官:「ウクライナは民間施設を、犯罪的に使用している証拠を、我々は提供しました」

 ロシア国防省は、ショッピングモールを攻撃した理由について、次のように主張しています。

 ロシア国防省・コナシェンコフ報道官:「ショッピングモールの付近は、ウクライナ軍が弾薬を保管する、大型の基地として利用していました。そして、多連装ロケット砲に砲弾を詰めるためにも使われています」

 ロシア側は、あくまでこのショッピングモールがウクライナ軍の関連施設だと主張しました。

 しかし、この場所は首都キエフの中心部に位置し、周辺にはマンションや病院、学校もある住宅街です。

■建物崩壊 がれき散乱・・・8人死亡

 ウクライナ側が公開した、ショッピングモール砲撃の瞬間。突如、真っ赤な光を放つと、画面奥で大爆発。瞬く間に、黒煙が立ち上っていきます。

 衝撃はすさまじく、爆風で破片が飛び散っているのが確認できます。

 大勢の消防隊員が、爆発現場に駆け付けました。

 消防隊:「反対側から持ち上げて!」「丁寧にお願いします」「あそこも手が見える」「良かった。もう大丈夫です」

 建物が崩れ、がれきに生き埋めになった人たちを懸命に救出する様子も見られます。

 しかし、一夜明け、目の当たりにしたのは、深刻な被害状況です。

 元々、このショッピングモールは2年前に建てられた、キエフで最大規模の商業施設でした。

 敷地内には、スポーツクラブやスーパー、飲食店、映画館などおよそ250店舗が併設。一日8万5000人が訪れるほど人気があったということです。

 しかし、ロシア軍の砲撃で、一瞬にしてキエフ市民の憩いの場は、変わり果てた姿になりました。

 駐車場だった場所は、一面がれきで覆われ、真新しい建物は外壁や窓ガラスなどが吹き飛び、廃虚と化し、スポーツクラブだった場所は建物自体が押し潰されたように崩れ、見る影もありません。

 子どもが被害に遭った女性:「私の子どもがここで働いていました。爆発があった日も、ここで仕事をしていたんです」

 キエフ市民:「このショッピングモールや、周りの建物のほとんどが破壊されました。すべての世界の人に見てほしいです。ここは、軍事施設ではありません」

 このショッピングモールの近くのアパートでは、建物全体の外壁が剥がれ落ちてしまい、室内が完全に見え、野ざらし状態になっていました。

 アパートの住人は一歩間違えれば落下してしまうほどの危険な状態で片付けを続けています。

 ロシア軍の攻撃で学校や幼稚園などに被害が出ているほか、一部では住宅も全壊し、少なくとも8人が死亡したということです。

■攻撃警戒・・・キエフ再び外出禁止令

 キエフのクリチコ市長は新たに、21日午後8時から23日午前7時まで外出禁止令を発表し、市民にロシア軍の攻撃への警戒を呼び掛けています。

 クリチコ市長:「敵が、首都を攻撃し続けています。そのため、キエフとキエフ州で外出制限の強化をします。家にいるか、もしくはサイレンが鳴ったら、避難所にいて下さい」

■ロシア軍 市民目掛け・・・閃光弾

 ウクライナ南部のヘルソン近郊。市民が声をそろえて行進する姿が確認できます。

 「ウクライナ、バンザイ!ウクライナ、バンザイ!」

 ロシア軍に抵抗するため、多くの市民がウクライナの国旗を掲げ、広場に集まりました。

 「帰れ!帰れ!帰れ!帰れ!」

 市民のシュプレヒコールで、ロシア軍の車両を引き返させることに成功。その翌日も・・・。

 「帰れ!帰れ!帰れ!」

 再び市民が声を上げてロシア軍に抗議していると、突如、爆発音が鳴り響きます。

 別のカメラの映像を見ると抗議する市民目掛けて、次々に閃光(せんこう)弾が投げ込まれ、さらに威嚇射撃とみられる銃声も聞こえます。

 さらに、別のカメラの映像では、ロシア軍が市民に向けて閃光弾を投げる瞬間が捉えられていました。

 市民の目の前で爆発。先ほどまで市民が抗議をしていた場所からは白煙が上がり、一斉に逃げ惑う人々の姿がありました。

 「あそこへ逃げて!あそこへ!」「本当にヤバいよ!」

 撮影者も、突然の状況にパニックになりながらも、なんとか銃撃から逃れることができました。

■極超音速ミサイル・・・映像に疑問

 戦闘機から発射されたのは、極超音速ミサイル「キンジャール」です。

 速度はマッハ10、射程も2000キロ以上を誇り、迎撃が困難とされています。

 ロシア国防省は19日、このキンジャールで、ウクライナ西部にあるミサイル弾薬庫を破壊したと発表しました。

 しかし、ロシア側が公開したこの映像を疑問視するメディアがありました。

 米メディア「ザ・ウォー・ゾーン」:「この映像で、キンジャールが使われている可能性は、極めて低い」

 こう報じているのは、安全保障を専門に伝えるアメリカのメディア「ザ・ウォー・ゾーン」です。

 映像には、不可解な点がいくつもあるといいます。

 例えば、攻撃の標的はミサイル弾薬庫とされていましたが、映像をよく見ると・・・。

 米メディア「ザ・ウォー・ゾーン」:「燃料と爆薬が混ざっておこるはずの、二次的な爆発がありません」

 さらに、攻撃したという場所にも、疑問が・・・。ロシア側は、ウクライナの西部イワノ・フランコスクとしていますが、アメリカメディアは、東部の農村地域と指摘します。

 地図を拡大すると、映像と全く同じ場所に見えます。この辺りには、農場や養鶏場などの建物が立ち並んでいるといいます。

 米メディア「ザ・ウォー・ゾーン」:「キンジャールのようなミサイルが、なぜ鶏小屋などとみられる場所に使われるのか、疑問です」

(「羽鳥慎一 モーニングショー」2022年3月22日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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