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首都キエフ“商業施設”砲撃の瞬間・・・「総動員令」男性“国外脱出”相次ぐ(2022年3月22日)
激しい攻撃が続くウクライナで、国外に脱出する男性の拘束が相次いでいます。総動員体制下にあるウクライナで今、何が起こっているのでしょうか。
■“丸腰”住民に・・・ロシア軍銃乱射
ウクライナ南部のヘルソンで20日、国旗を手に声を上げ、ロシア軍への抗議デモを行った市民たち。
この時は、ロシア軍の車両を引き返させることに成功しました。
しかし、翌21日、信じられない光景が・・・。武器を持たない市民に、ロシア軍が発砲したのです。
■深夜の砲撃・・・“商業施設”を破壊
首都キエフの中心部では20日、ロシア軍が巨大ショッピングモールを砲撃しました。
激しい炎や煙と共に、破片が飛び散りました。建物は、原型が分からないほど崩れています。
消防隊員:「反対側から持ち上げて!丁寧に頼む」
男性が助け出されたものの、これまでに、少なくとも8人の死亡が確認されています。
ロシア国防省が公開した攻撃の瞬間映像です。
ロシアは、爆撃の理由として、ショッピングモールが、ロケット弾などを保管する軍事施設として使われていたためと主張しています。
■キエフ再び外出禁止令「山場に」
市街地への攻撃が続くキエフでは、再び外出禁止令が出されました。
期間は、日本時間22日午前3時から35時間。ロシア軍に屈しない姿勢を示しています。
キエフ在住の日本人・中村仁さんは、次のようの話します。
中村仁さん:「今夜から、3回目(の外出禁止令)になるわけですが、その都度、やはり山場になるのではと思っています。かなり近くまで、ロシア軍が来ているわけですから。まだ、キエフには、たくさんの人がいるので。守るために必要な措置なので、順守して大事にしていきたい」
■マリウポリ「市民数千人が強制連行」
民間施設への攻撃は、各地で確認されています。
ロシア軍に包囲され、激しい市街戦が繰り広げられている、南東部の都市・マリウポリ。およそ400人が避難していた美術学校が砲撃され、多くの市民ががれきの下敷きになりました。
また、市議会は、過去1週間に「市民数千人がロシア軍に強制的に連れ去られた」と訴えています。
ウクライナ・ゼレンスキー大統領:「マリウポリの包囲は、戦争犯罪として歴史に残るだろう。占領者が、平和な街に行ったテロ行為を、人々は何世紀にもわたって覚えているだろう」
■“降伏要求”も「選択肢にない」
そのマリウポリに対し、ロシア国防省は、武器を捨てて降伏するよう要求。日本時間の21日午前11時を回答期限としました。
これに対し、ウクライナのベレシュチュク副首相は「降伏は選択肢にない。すでにロシア側に伝えた」と「最後通告」の受け入れを拒否しました。
これを理由に、ロシア軍が総攻撃に出る恐れが出ています。
■国民投票かける“妥協”とは?
これ以上の犠牲を無くすため、期待がかかる停戦協議。21日も1時間半にわたって行われましたが、大きな進展はなかったものとみられます。
ただ、ゼレンスキー大統領は、現地メディアのインタビューに対し、次のように話します。
ゼレンスキー大統領:「ロシアとの妥協は、ウクライナで国民投票にかける必要がある」
国民投票にかけるほどの妥協とは、東部2州の独立承認や、クリミア半島併合の承認などを示しているのでしょうか。
■「総動員令」・・・“国外脱出”相次ぐ
一方、激しさを増す攻撃を逃れ、国外に脱出する市民は増え続けています。
しかし、先月24日に「総動員令」が発令され、徴兵の対象となる18歳から60歳までの男性は、特別な事情がない限り、出国できません。
国境付近では、国外に脱出しようとした男性が、相次いで身柄を拘束されています。
ウクライナの国境警備隊:「そろそろ出て来て下さい」
車の後部座席の箱の中に隠れていた男性。モルドバとの国境付近で、ウクライナの国境警備隊が撮影した映像です。
国境警備隊:「他に誰かいますか?」
男性の妻:「いません」
国境警備隊:「何歳ですか?」
男性:「34歳です」
国境警備隊:「なぜ、隠れていたんですか?」
男性:「子どもたちと一緒に、出国したかったから」
ベビーカーを押しているこの人物。帽子を目深にかぶり、女性のように見えますが、実際は「女装」した男性でした。
国境警備隊は、拘束した男性たちをSNSなどに掲載しています。
(「グッド!モーニング」2022年3月22日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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