開戦間近?国境付近に10万の兵 ウクライナで今何が(2022年1月25日)
緊迫感が高まるウクライナにロシアは10万人以上の兵力で取り囲み、かつてない規模の戦力を集結させています。
ウクライナ国境近くで軍事演習を続けるロシア・・・。ウクライナ情勢はさらに緊迫化しています。
こうしたなか24日、NATO(北大西洋条約機構)が、ロシアへの対抗措置として東ヨーロッパに戦闘機などを追加派遣すると明らかにしました。
今、一体何が起こっているのでしょうか・・・。
ロシアにとってウクライナは旧ソ連の一部であり、今は西側との緩衝地帯とされています。
そのウクライナが、西側の軍事同盟であるNATOへの加盟を掲げたため、ロシアは強く反発。
欧米に対して加盟を認めないよう求め、敵対するなら軍事的措置で抗議すると警告。情勢は一気に緊迫化しました。
そして今回、NATOは東ヨーロッパ加盟国の抑止力と防衛力の強化に動いたのです。
また、アメリカでは・・・。
米国防総省・カービー報道官:「オースティン国防長官が(東欧への)派遣準備を指示した部隊は約8500人に上ります」
国防総省は米軍に派遣準備を指示。仮に派遣されれば、NATOの即応部隊に加わるとしています。
また、23日にはウクライナにあるアメリカ大使館職員のすべての家族に対し、国外への退避を命じました。
さらにイギリスも。
イギリス、ジョンソン首相:「ロシア側に伝える必要がある。いかなる侵略、どのような侵攻、程度にかかわらずウクライナへの侵攻は代償が伴わないようなものにはならないだろう」
イギリス大使館でも、一部の職員とその家族が退避を始めたことが分かりました。
一方のロシアはというと・・・。
プーチン大統領がキューバのディアスカネル大統領と電話で会談。
ロシアメディアはNATOが東側に拡大しないことを欧米が拒否した場合、キューバにミサイルなどを設置する可能性があると報じています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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