極超音速兵器について米国防長官「ゲームチェンジャーと見てない」
ロシア軍がウクライナに対する攻撃で極超音速兵器を使ったとしていることについて、アメリカのオースティン国防長官は「状況を大きく変えるものになるとは思わない」との認識を示しました。
アメリカ オースティン国防長官
「(極超音速兵器の使用は)状況を大きく変えるものになるとは思いません。ロシアが勢いを取り戻そうと試みているのだと思います」
20日、アメリカのCBSテレビに出演したオースティン国防長官は、ロシア軍がウクライナで使用したとしている極超音速兵器についてこのように述べた上で、「ロシアが実際に使ったかどうかは確認も否定もできない」と話しました。
また、オースティン長官は、市民や民間の建物に対する攻撃が相次いでいることについて「ロシア軍が想定した速さで軍事作戦を進められず、侵攻が止まっているため、こうした戦い方を取らざるをえない状況になっている」と指摘しました。
さらに、生物化学兵器が使用された場合の対応については、「とても深刻な一歩となる。アメリカは軽くは受け止めない」と強調しています。
(21日08:49)
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