東北新幹線 撤去作業始まる
今月16日の最大震度6強の地震で脱線した東北新幹線の撤去作業がきのうから始まりました。車両をレールに戻すのに2週間程度かかる見込みです。
宮城県白石市の現場では、きのうから脱線した車両をジャッキで持ち上げる作業が始まりました。JR東日本によりますと、きのうは17両編成のうち17号車をレールの上に載せたということです。すべての車両をレールに戻すのには、2週間程度かかる見込みです。また、作業にはクレーンも使用する予定で、現場近くの田んぼでは砂利を敷き詰めるなど、クレーン車が通れるよう仮設道路を整備する工事も始まっていました。
脱線事故の影響で東北新幹線は、盛岡駅と那須塩原駅の間で運転を見合わせていて、今のところ運転再開の目途はたっていません。
(21日00:55)
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